夕食は基本品数多く美味しい。中華のベースの味は悪くないし、洋食もステーキやビーフシチューはうまい。揚物に頼らぬ姿勢は好感。冷製ビシソワーズスープも嬉しい。オードブル・メインとも品数品質とも並以上の実力です。料理を新しい皿に替える気配りも早目早目で良いし、空いた皿をすぐ下げる気配りも良い。宿泊客の少ない曜日だからなのか、少なくともこの日の対応に手抜かりは少なかったです。

ただ、気付いた点を幾つか…刀削麺は面白い着想ですがスープの油がきつすぎて食べれません。これなら喜多方ラーメンの方が良かった。天ぷらは素材・揚げ方ともに残念。刺身と寿司は基本四種類、せめてもう少し種類が欲しい。デザートやアイスは甘味が強め。子供連れ客ターゲットでしょうが、バイキングとしては腹への最後のダメージが強すぎ。それにライブキッチン映像の意味が不明…料理番組やフードバトルじゃないし、それ見て面白いの？致命的問題はサラダがない事。朝食には出てたのに何で夕食にない？あり得ない感じですが準備ミス？…謎です。

トータルで満足度は十分。でも、和食系とデザート系は弱いかな。

＊

朝食も朝から品数多い。おにぎりもあるのは嬉しい。鮭・昆布・おかかの三種類も。個人的にはビーフンも嬉しい。白石うーめんも好き♪ライブキッチンで焼きたて目玉焼きを出してくれるのはとても嬉しい。プレーンオムレツよりも旅館だけに何か嬉しい。漬物は手作りで手間暇感が出ていて良かった。

＊

温泉も露天風呂が充実してるだけでなく内湯も良いし脱衣場も広く化粧椅子も数多く便利。休憩室も広々ゆったり。温泉旅館つき物の売店もありきたでなく、独創的でエキゾチックなグッズ屋まであって楽しい。建物が古くちょっと迷路みたいでフロアー感覚も分からなくなるがそれがまた面白く楽しい。施設としての古さは客室に如実に出てる。ツインのベッド仕様も何かとってつけた不思議空間で奇妙。でも、旅館としての「おもてなし」感は結構感じます。少なくとも古いからという不快感・非清潔感は感じない。機会があればまた来ても良いなぁという気にさせてくれる旅館。コスパ的に一人11900円は平日ユースと考えれば微妙…でも結構満足なのは悪くない証拠かな。たいへんお世話になりました。

評価

• 総合4
• サービス4
• 立地4
• 部屋2
• 設備・アメニティ4
• 風呂5
• 食事4

旅行の目的

レジャー

同伴者

家族

宿泊年月

2013年09月