このホテルに泊まるのは２回目ですが、前回宿泊は三十数年前で、当時の記憶は、忘帰洞に感動したこと以外にほとんど残っていませんでしたので、今回感じたことを書かせていただきます。
【立地】
　今回はマイカーで行きました。広大な駐車場に車を止めて、ホテル専用船の桟橋までマイクロバスで移動となりましたが、そんなに歩かされることもなく、特に問題はありませんでした。でも、車から降ろす荷物は少なめにしておくのが楽かと思います。ホテルまで船に乗るのが面倒だと思われる向きもあるかも知れませんが、それがこのホテルの良いところでしょう。
【部屋】
　今回の宿泊は本館でしたが、海側でしたので勝浦港の眺めが得られました。港内の眺めですので、山上館のように雄大な眺めとは言えません。本館は古いので、あらゆる箇所がレトロでしたが、清掃は行き届いていましたので不満はありません。
【食事】
　夕食・朝食ともバイキングでした。解体されたばかりのマグロは美味しかったのですが、マグロ以外の料理、特に海産物は注目すべきものはなくて残念でした。せっかく勝浦まで来ているのですから、新鮮な海産物をもっとバイキングメニューに加えて欲しいです。また、バイキングでは落ち着かないという人もいるかと思いますので、懐石料理プランももっと充実させて頂きたいです。バイキングは子供連れにはチョコフォンデュなどもあって楽しめるかと思いました。
【風呂】
　言うまでもなく、このホテル最大の魅力は忘帰洞をはじめとする風呂やその泉質でしょう。私が今回このホテルを選んだ理由は、ここの温泉に入りたいという理由が全てでした。
【サービス】
　スタッフは愛想よく親切ですが、システマチックに処理されている感は否めません。何せ宿泊人数が多いので仕方ないのかとは思いました。
【設備・アメニティ】
　カラオケ・ゲームコーナー、ショッピングコーナー等は充実しています。アメニティは平均的な内容です。
【総合評価】
　私は、通常、宿を選ぶ際、カラオケ等の俗っぽい付帯設備に興味はありませんし、食事は落ち着かないバイキングを避けます。それなのに、今回このホテルを選んだのは、温泉（特に忘帰洞）を楽しみたかったからです。色々な種類の風呂は魅力的で、この点だけで今回は満足しましたので、またいつか訪れたいと思います。

評価

• 総合4
• サービス4
• 立地4
• 部屋3
• 設備・アメニティ3
• 風呂5
• 食事3

旅行の目的

レジャー

同伴者

家族

宿泊年月

2014年02月