約30年前に職場の仲間と一緒に利用した時の記憶には、忘帰洞のすばらしさと館内が広すぎて迷子になりそうだったことが残っていました。今回家族で熊野古道を中心に旅行する計画の中で、話の種にと思って予約しました。古くからのホテルなので施設・設備も大きな期待はしていなかったのですが、部屋に入って、古さを感じさせない清潔感と、妻用の別室もあってびっくり。夕食前に入浴と思ってエレベーターを降りると、フロアには館内の案内表示のラインが引いてあって迷うことなく目的の場所に到着することが出来ました。30年間に増設・新設された施設も多いように思いますが、宿泊客により楽しく過ごしてもらおうというポリシーの表れであろうと感じました。夕食・朝食のバイキングは種類が豊富とまでは言い難いと思いましたが、二男などは食べ過ぎて苦しくなったようでした。お風呂は夕・夜・朝の3回に5か所巡りました。忘帰洞は当時よりもかなり拡張されたのでしょうか？やはり1番の風呂でした。欲を言うと、滝の湯にあった水風呂が他の風呂にもあったらなぁと思いました。駐車場からマイクロバス、船の往復に従業員の方々の行き届いた案内をいただきました。ちょうど宿泊の夜に二男の再就職先決定の連絡が入り、私ども家族にとっては二重の感動の一夜となりました。

評価

• 総合5
• サービス4
• 立地5
• 部屋5
• 設備・アメニティ5
• 風呂5
• 食事4

宿泊年月

2009年07月