高齢の両親を連れての宿泊でした。私たちは一番奥の部屋で、入ってまず目に飛び込んで来たのが、大きな窓一面の緑、まるで一枚の絵画のようでした。別の窓とお風呂からは遠くに青い海が見えました。

部屋は広々とした空間に落ち着いた色彩の調度品。部屋で景色を眺めているだけで充分に癒されましたが、バルコニーのデッキチェアに寝そべってぼーっと海を眺めるのもオススメです。周りは何もないので、聞こえるのは風の音と小鳥のさえずりだけで、忙しい日常を忘れられます。

夕食についてですが、お酒を飲む私たちには充分な量で、料理が出るタイミングもちょうどよかったです。特にだしが印象的で、主張しすぎず素材の良さをうまく引き出していて、本当においしかったです。地魚のお刺身も職人の技が感じられる逸品でした。
普段あまり食べない母も喜んでほとんど食べていました。
みんなとても気に入り、近々また伺うつもりです。

そこで、お願いがあります。いくつか気がついたことがあり、改善していただければより気持ちよく利用できると思いますのでお願いします。
・夕食の給仕の際、よそ見しながら料理を置かれました。最近のファミレスでもないことで、お料理と給仕のレベルの差に驚きました。
・夕方、大浴場のタオルが切れた。
・朝食の最中、しょうゆが切れた。客を迎える前の点検で防げると思います。
・２部屋利用しましたが、片方の部屋のお茶がほうじ茶のみ、もう１部屋はほうじ茶、緑茶両方ありました。
　差があるのはおかしいです。
・部屋のコーヒーカップが欠けていた
・チェックイン時、冷房温度が３５度になっていた
・避難経路がどこにも示されていなかった。（２部屋のインフォメーションブックもドアも）
・朝食。低い料金の旅館でもあの品数、内容はないと思います。
　我が家の朝食より少ない品数でした。
　正規料金でこの朝食だったら、宿泊を考えてしまいます。

今のところ、設備の高級感とサービス面にギャップがあるので、今後に期待したいと思います。

評価

• 総合5
• サービス4
• 立地5
• 部屋5
• 設備・アメニティ4
• 風呂5
• 食事4

宿泊年月

2009年06月