オープン直後のキャンペーン期間中だったので、いつもよりワンランク上の部屋に泊まりました。ワンランク上の部屋はさすがに設備が充実しており、オープンして間もないこともあって綺麗で、とても快適に過ごしました。

　しかし、問題は翌日の朝食でした。私はバイキング形式の料理を取り終え、こちらに座ってくださいとの案内や誘導もされなかったので近くの席に座りました。しかし、そこは他の客が案内されていた席のようで、40～50歳のホテルマンが自分の所に来て、案内されていない席に座るなといった内容の事を言われました。私は何の案内もされなかったのでこちらに座ったと説明しました。そこで、私はこのホテルマンから「こちらの案内が不十分で申し訳ございませんでした」といった謝罪があるのかと期待していましたが、そのホテルマンは何の謝罪もなく去ってしまいました。

お客を席にしっかりと誘導できなかったという自分の失敗を棚に上げ、お客を非難したまま何の謝罪もしなかったという事はサービス業の本質に欠け、ひいては人間性の欠如が感じられます。

どんなに良い仏（設備）を作っても、その中に魂（サービス）を入れなければホテルとしては失格だと思います。オープンして数カ月経ち、気が緩んでしまってこのようなことが起きてしまったとは甚だ思いませんが、社員教育の徹底、サービスとは何なのかを今一度、考える必要があるのではないでしょうか？

評価

• 総合2
• サービス1
• 立地5
• 部屋4
• 設備・アメニティ5
• 風呂3
• 食事1

宿泊年月

2009年08月