昨年12月にお世話になりました。大阪でNHK杯観戦の為、早々と連休は取っていたものの、肝心の最終日のチケットが取れず、せっかくの連休どう過ごそうか？「そうだ 黒川、行こう」と思い立ち予約を入れさせて頂きました。東京からダイレクトだとまず羽田まで出るのが大変で、なかなか気が進まなかったのですが、新大阪からなら博多での乗り換え1回で来られるので、心理的には近かったです。久々の訪問で、2年前のクチコミ投稿が残っていて懐かしく思うのですが、Aさんをはじめ当時働いていたスタッフさんとも再開できて嬉しかったです。素朴な宿の風情と鉄泉が好きで、年1回ほど訪れていますが、いつもの『琵琶』ではなく、広縁にソファが配置された『土』の部屋を初めて体験出来て良い思い出になりました。何より私はふじ屋さんのお湯が好きで、半露天の渓流側に浸かり、静寂の中、目を閉じて湯の注がれる音や、せせらぎに耳を傾けるのが至福の時です。客室総数が少ないせいか、今回も貸し切り状態で半露天を思う存分楽しめました。『道草』での料理も一つの楽しみだったのですが、彩り豊かな前菜から、野菜たっぷりの黒豚鍋、デザートのクレームブリュレに至るまで目でも舌でも満足感が得られました。担当についてくれた志田未来似？の外国人の仲居さんが、言わなければ判らないほど日本語がお上手で、しかも日本の地名やポップカルチャーにお詳しく、日本の事が本当にお好きなんだなあと感心しました。「私の故郷、鹿児島にも遊びに来て下さいね」とお声かけしたら、「篤姫の所ですね！水族館にも行ってみたいです」と即答できる所なんか凄いなあと感じました。最近、各温泉地で外国人の仲居さんをお見かけする機会があるのですが、これは私が働いている介護業界と同じなのですが、なかなか日本文化そのものが好きで働かれている方は少ないように見受けられるので、Aさんのように心ある方はますます頑張って頂きたいですね。また黒川に行く際はお世話になりたいと思います。

評価

• 総合5
• サービス5
• 立地5
• 部屋5
• 設備・アメニティ5
• 風呂5
• 食事5

旅行の目的

レジャー

同伴者

一人

宿泊年月

2014年11月