９／２に一泊。
チェックイン後、部屋までの案内の際、仲居から女性客のみ好きな浴衣を一枚選べるとの申し出を受け、選んでいたところ、舌打ちするような態度でせかされた。
部屋の掃除が徹底されていない。髪の毛が、洗面所に４本、枕カバーにも１本。
フロントの謝罪は至って事務的でまるで他人事。
女性露天風呂の湯量が膝下程度しかない。
フロントに曰く、「お湯を補充中」とのことだったが、翌朝も湯量は同じだった。
更に、夕食で撃沈。
「おしながき」がない上、仲居の口頭での料理の説明もない。
煮物あたりから、一挙に３品運ばれてきた。
揚げ物は出ず、鰆の焼き魚は、素人以下の味。
本来こういった旅館であれば堪能できたはずのプロの料理人のプライドも真心も全く感じられない粗悪な料理。
ドリンクメニューの日本酒も、熱燗と冷酒が１種類ずつしかなく、
料理人の心こもる懐石料理に舌鼓を打ちながら、美味しい日本酒をたしなむ計画は断念。
そして、「後ほど、お鍋の火をお付けしにまいります。」と言ったきり、永遠に来ない仲居。
業を煮やして、こちらから呼びに行く有様。
シジミの赤だしは間の抜けた味で鬼怒川の水で５倍に希釈したとしか思えないほど無残だった。
そして、最後に登場した「水菓子」は名ばかりで、
「マスカット１粒・スイカとパイナップルと梨が１欠片ずつ」のみ。
しかも、梨は、何日間も塩水漬けしていたかのような塩味。
素人では出しえない秋の季節感溢れるプロの腕前を期待していたのに、
最後の砦の料理までもがこのような有様で、失望。
この旅館は、夕食の際に女将が一部屋ずつ挨拶に回るのが恒例のようで、
実際に、礼の言葉はあったものの、
部屋の髪の毛散乱という不手際に対する肝心のお詫びの言葉が一言もなく、かえって、不愉快な気分になった。
都合の悪いことは従業員が隠蔽しているのか、それとも女将は知った上でしたたかな態度に徹しているのか。

星印１つすら付けたくない程、前代未聞の最悪の旅館でした。
１泊１万円台の大衆旅館であれば納得できますが、土日とはいえ１人１泊２万７千円も奮発して、
このような劣悪で失礼極まりない待遇を受けるとはつゆにも思わなかったので、
完全にドブに捨てさせられたと思っています。
金輪際二度と泊まりませんし、どなたにもお勧めしません。

評価

• 総合1
• サービス1
• 立地2
• 部屋1
• 設備・アメニティ3
• 風呂1
• 食事1

旅行の目的

レジャー

同伴者

家族

宿泊年月

2017年09月