バブル時代の雰囲気が残る豪勢なつくりで、一見高級な宿です。しかし、以下の理由で表題の「湯ったり？まったり？」はできない残念な感想をもちました。
風呂＝眺望の良い風呂ですが、男女の利用の分け方が複雑で全て入るのは困難です。宿の目玉の天上風呂も確かに解放感がすばらしく眺望も抜群です。しかし、一応男女別ですが、分け方が明確でなく混浴の範囲から女性風呂が見えてしまうと宿の方がおっしゃいて、女性は専用時間に利用した方が良いとアドバイスしてくれました。それならば、何か対応策をしっかりした方がよろしいかと思います。また、朝早く天上露天風呂に入っていたら、従業員と思われる人が浴槽に薬品をいれているところを目撃しました。まるでプールですね。
食事＝同程度の金額の宿をいくつか利用していますが、コスパは良くないと思います。お品書きもなく（その日の仕入れによって会席メニューの内容が変わるからと言っていました。）、一般的な前菜、海鮮サラダ、刺身、煮魚、焼魚、鯛しゃぶ、後は海鮮のかき揚げ丼、デザートでした。前菜の内容を仲居さんに聞いたら「私たちは食べていないからわからない」という答えでした。その後きいて来ると言っていましたが、返事はありませんですた。
なお、食事の時にハイボールと梅酒サワーを頼みましたが、一般的な宿の金額の倍近い金額でした。どこの宿にもあるドリンクメニューというものはないようです。
部屋＝とても広い部屋でした。掃除も行き届いていました。しかし、洗面所にコップが一つしかなく、人数分欲しいとお願いしたら、「うちは一部屋に洗面のコップは一つだけだからと用意しない」とフロントに言われました。また、ベランダの手すりが海風で錆びていて、仲居さんに転落するかもしれないから、触らない方が良いと言われました。オーシャンビューを満喫するにも大変気を遣う結果となりました。また、布団が懐かしい綿布団で、重くて肩が凝りました。
接客＝フロント周辺にいる人たちはお迎えから見送りまで、明るくハキハキとした対応で気持ちよかったですが、仲居さんたちが土地柄でしょうか、接客の言葉としては少々不適切（よく言えばフレンドリー）かなと思いました。
その他＝当日は外国からの団体客がおり、宿の方も気を遣ってフロアーを変えていましたが、彼らは夜中遅くまで大騒ぎで、嬌声が聞こえて落ち着かない雰囲気になりました。

評価

• 総合3
• サービス2
• 立地5
• 部屋4
• 設備・アメニティ2
• 風呂3
• 食事2

旅行の目的

レジャー

同伴者

家族

宿泊年月

2018年05月