本日チェックアウトした者です。日本最強の硫黄泉。今年１年、北は東北から南は九州まで色々な温泉に浸かりましたが、療養泉なら私の中のランキング１位です。ある温泉の講座を受講したのですが、その授業でも万座聚楽さんが硫黄泉の代表格として固有名詞で紹介されていました。歳を取ってきて、若い頃のような温泉街をカップルや家族連れが大勢闊歩するカジュアルな温泉地はかえって疲れる様になりました。休みを取って現実逃避し、心身の疲れをじっくり癒すならここと決めています。館内に娯楽施設は無く、周りにも自然しかありませんが、かえって湯浴みに集中出来ます。目を閉じて何も考えずただただ湯に浸かる・・・こんな贅沢な時間はありません。食後や入浴後の無料マッサージチェアでの転寝も最高です。珪藻土のマットが無くなっていた様に思いましたが、脱衣所や廊下の掲示物、笹熊茶の給水所や休憩室のレイアウトが新しくなっていました。これはマナーの問題ですが、シャンプーバイキングで使った入れ物が無造作に洗い場に散乱している事が多かったので、あの籠製のゴミ箱はナイスアイディアだと思いました。嬬恋産高原キャベツの時期が終わり、夕食会場でお好み焼きを振舞っていたカウンターはバーニャカウダ、フォンデュなどの“お客様参加コーナー”に様変わりしていました。温泉は相変わらず極上ですが、今回降雨で露天が充分堪能出来なかったのが心残りです。初雪は今月初旬に済んでいた様ですが、ここ最近の天気で雪も溶け、滞在中は暖かかったです。これで湯治納め、聚楽納めになりそうです。1年の垢をたっぷり落とす事が出来ました。特急が万座・鹿沢口駅に止まらなくなってから、接続する路線バスの時刻が遅くなり、ちょうど良い時間帯にチェックイン出来ないのがネックだったので、冬季無料送迎バスの開始が待ち遠しいです。今年は6泊させて頂き、下記の投稿者の方と同じく大台に乗りそうです。また来年も定期的にお世話になりたいです。少し早いですが、スタッフの皆様も良いお年をお迎え下さい。某従業員さんも宿のブログで定年を示唆されて以降、更新も無く、新年度になってからお姿を拝見していなかったので、てっきり退職されたのかと思っていたのですが、久々にお会い出来て良かったです。今回、食事会場の隣席に小さなお子さん連れのご家族がいて、某従業員さんが色々気遣っていましたが、離乳食の様なものもあるようです

評価

• 総合5
• サービス5
• 立地5
• 部屋5
• 設備・アメニティ5
• 風呂5
• 食事5

旅行の目的

レジャー

同伴者

一人

宿泊年月

2016年11月